脇役達の歌、作詞(歌詞)作曲,編曲,歌唱作品より


関屋けいじ 題名:お通と言う名の恋女

好きだと言えず 意地をはり
離れ離れの 旅姿
今日は西に 明日は東
武蔵恋しや 今何処に
お通と言う名の 恋女

幼い頃の 思い出が
胸の思いを 締め付ける
乙女の頃の あのときめきを
武蔵恋しや 今何処に
お通と言う名の 恋女

添えない恋と 思っても
何故か恋しい あの人が
女の心 激しく燃やす
武蔵恋しや 今何処に
お通と言う名の 恋女


KAZMI 題名:小次郎悲歌(エレジー)

天にふたつの 陽(ひ)がないように
剣を窮(きわ)めた 達人は
この世にひとり 在(あ)ればいい
闘う男の 宿命悲し
巌流島に 風が哭(な)く

性(さが)か 運命(さだめ)か 若さの意地か
つもる怨みも ないけれど
命を賭(と)して 炎(ひ)を散らす
一刻(ひととき)過ぎても なぜ現れぬ
遅いぞ武蔵 臆(おく)したか

ものほし竿の 一閃(いっせん)くぐり
眉間(みけん)を砕く 櫂(かい)の太刀(たち)
勝負は非情 世は無情
薄れる意識で 見上げる空に
はぐれて つばめ 北へ翔(と)ぶ

男の明日は 生きるも死すも
往(い)きつく果てに 悔いはなし


きくがわ考房 題名:おんな剣劇事始

巌流踊りを 舞台にかける
アリャサ 剣劇 小次郎武蔵
お江戸時代にゃ テレビはないぞ
いかに踊るか 阿国とお村
アリャサ アリャササ
おんな剣劇 事始

南蛮渡来の 小次郎衣装
アリャサ 阿国は 裾までからげ
武蔵衣装の お村は野良着
野暮と舶来 大立ち回り
アリャサ アリャササ 
おんな剣劇 見なきゃ損

物干し竹竿 丸太の櫂が
アリャサ 音頭と 打ち合う響き
らいんだんすの 一座のおなご
裾を乱して 大根踊り
アリャサ アリャササ 
おんな剣劇 見る結構

アリャサ アリャササ
おんな剣劇 事始 


夕月 馨 題名:千年杉のひとりごと

流れる雲を見上げていつも
天まで届けと背伸びした
雨降る日あり 晴れの日もあり
過ぐる時代の渦の中
今吊されて揺れている
若者いつか知るだろう
己(おの)が運命(さだめ)の行く末を
行く末を

流れる月日 人の世の姿
愛憎見つめて 風の中
争いごとも 結ぶ誓いも
長い歴史の一模様
今憎しみの眼(まなこ)持て
見上げる老婆 哀れなり
無駄な命の 無いものを
無いものを

流れに浮かぶ うたかた見れば
消えては結ぶ その姿
人の命も 花の命も
仮の宿での侘び住まい
風のそよぎに歌を聴く
夜空の星で夢を描(か)く
千年杉のひとりごと
ひとりごと
千年杉のひとりごと
ひとりごと


ハチヤン・K 題名:巌流・佐々木

生まれながらの 剣豪血筋
三尺余りの 大刀命(だいとういのち)
好きなあの娘(こ)は 瞼の裏に
燕(つばめ)も逃げます 霧の中
男 巌流(がんりゅう) 出足がにぶる

赤い夕陽に 血刀(ちがたな)ぬけば
白鷺(しらさぎ)茜(あかね)に きらりと光る
男武蔵と 対決きまり
小粋な羽織も 風にゆれ
燃える 巌流 夕陽に誓う

明日(あす)は船島 男の舞台
北へと消えます 流星一つ
目指せ剣豪 日本(にっぽん)一を
手助け無用だ 断わるぜ
月も 痺れる 巌流佐々木(がんりゅうささき)


作詞(歌詞)作曲,編曲,歌唱作品より




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