童謡、叙情歌、作詞(歌詞)作曲,編曲,歌唱作品より


作詞 夕月 馨  曼珠沙華

赤い 赤い 曼珠沙華
空を指差し 笑っているよ
いつか あそこへ 帰っていこう

揺れる 揺れる 曼珠沙華
風の中で 語っているよ
花の ことばで ささやきながら

踊る 踊る 曼珠沙華
首を振り振り リズムを取って
みんな 一緒に 寄り添いながら

眠る 眠る 曼珠沙華
夜のとばりに 溶け込みながら
そっと あしたを 夢見ているよ


作詞 茨一径  秋の午後

ふっくらおふとんまぶしいね
風にさそわれ赤とんぼ
チョイときどってひとやすみ
ゆうべのぼうやのおねしょを
知ってか知らずかすまし顔
  あれあれあれあれすまし顔

まっかなまっかな柿の実を
みつけてきたきたひよどりが
チョイときどってお食事か
みかけはあまそな渋柿よ
知ってか知らずかすまし顔
  あれあれあれあれすまし顔

子猫がゴロニャンお昼寝だ
おひげにピヨンときりぎりす
チョイときどって綱わたり
ねむりさまされぴくぴくり
知ってか知らずかすまし顔
  あれあれあれあれすまし顔


作詞 浪花乃月  神無月

出雲阿国(いずものおくに)
大国主(おおくにぬしの) 神(みこ)のもと
各地の神様 集まって
どんちゃん騒ぎの 祭りかな
今年も稲穂(いなほ)は 実ったかいや
丁とでるやら 半とでるやら
豊作参(まい)り 礼参り

神のいぬ間に
良からぬ事を こそこそと
考えましょか いたそうか
秋の長夜に月 もささやく
浅(あさ)はか浮世の 考えなんぞ  
丁とでるやら 半とでるやら
神様全部 お見通し

出雲阿国 
大国主 神のもと
しこたま騒いだ その後で
円(えん)をつくりって 縁(えん)会議
紅葉(もみじ)も色づく 縁(えにし)の運命(さだめ)
丁とでるやら 半とでるやら
神様だけが 知っている 


作詞 きくがわ考房  秋色小径

鎮守の杜(もり)へ 往く径(ゆくみち)は
ススキがいっぱい 寂びれ径(さびれみち)
幽霊出るぞと 母(かか)さまが
脅(おど)せば父(とと)さま キツネじゃと
色々出るなら おもしろい
喜び勇(いさ)んで 姉(あね)さまが
往(ゆ)くのでビクビク ついてった

鎮守の杜(もり)へ 往く径(ゆくみち)は
秋には通らぬ 寂びれ径(さびれみち)
幽霊見えない 道端(みちばた)に
ムラサキリンドウ 花盛り
これなら盃(さかずき) これ湯呑
二人がはしゃいで 摘み取れば
きれいなムラサキ 手を染めた 

鎮守の杜(もり)へ 往く径(ゆくみち)は
獣(けもの)が行き交う 寂びれ径(さびれみち)
野ウサギひょこひょこ 跳ねて行く
イタチがさぁーと 走って来(く)
あれあれ子タヌキ 顔出した
姉(あね)さま手招(てまね)き してみたら
恥ずかしそーうに 逃げてった


作詞 sai  白い曼珠沙華

ひっそりと お地蔵様の 足元に
身をおく 白い曼珠沙華(まんじゅしゃか)
彼方へ嫁いだ 姉さまのように
さやかな風に はかなく揺れます

  何も知らずに 畦道追いかけた
  せつなさは 秋のせいですか
  幸せですと 届いた便りも
  いつか途切れて 母さま 淋しそうです

スカートに 桑の実とった 幼い日
爪まで 赤く染めました
山の端たなびく 絹の雲見上げ
おんなじだねと 笑った夕暮れ

  影を踏みふみ 歩いた道すがら
  摘む花は 白い曼珠沙華
  姉さま今も 覚えていますか
  遅い帰りを 叱られ 泣いたあの秋

  落ち葉たく庭 ぎんなん拾う手の
  せつなさは 秋のせいですか
  私も明日 嫁いでゆきます
  里は満月 静かに 眠りつきます


作詞 美憂ひかり  憧れて秋

吸ってもいいんだよ
ためらいがちに コスモスを
さまよってる蝶に 声かけた
そんなに花は いいものか?
美しいもの 憧れて秋の空

泣いてもいいんだよ
夏に潜めた 哀しみを
堪えている虫に 声かけた
聴いてあげるよ ひとりごと
暮れて行くのね 淋しきは秋の花

枯れてもいいんだよ
やせ木にしがむ 紅葉に
ありがとうと言葉 かけてみた
もうすぐ雪が 降ってきて
連れて行くのね 安らかな土の中


作詞 ミント  今 ふるさとは秋・・

心地良い風 揺れるコスモス
高い青空  飛行機雲よ
足に花粉を いっぱい付けて
蜜蜂達が  飛び回る
「今ふるさとは秋・・ 清清しくて
 心やさしく なれる季節」 

綺麗夕焼け 海に染まって
時の香りが 寂しく揺れる
指にふんわり 何度も止まる
大好きだった 赤とんぼ
「今ふるさとは秋・・ 清清しくて
 心やさしく なれる季節」

庭の柿木 実りましたね
上の枝のは 鳥達のため
下の枝のは 旅人のため
残しておけと お婆ちゃん

「今ふるさとは秋・・ 清清しくて
 心やさしく なれる季節」


作詞 歌織  あのね あのね

あのね あのね
イチョウの葉は どうして黄色
それはね
銀杏(ぎんなん)落ちたの 悲しく見つめ
涙きらきら 黄金色(こがねいろ)

あのね あのね
飛行機雲は どうして白い
それはね
ススキのほおきが 青空走り
雲に綿色 つけたから

あのね あのね
夕焼け空は どうして赤い
それはね
いたずら鴉(カラス)が インクをこぼし
空を真っ赤に 染めたから


作詞(歌詞)作曲,編曲,歌唱作品より




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